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チャレンジのその先に

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    車が好きだという理由だけでテラダイに入社した。
    製品について会社について、楽しそうに話す先輩達を見て
    自分もその輪に混ざりたいと思っていた。
    ダイカストについて勉強しよう、そう、いつかは・・。

    そのいつかは突然やってきた。
    震災後、東北のダイカストメーカーを見学させて頂くことになったのだ。
    もちろん事前にHPは確認しておく等の下準備はしていった。
    にもかかわらず、自分に知識がなかったばかりに
    知識があればテラダイに持って帰れたであろう工夫や技術を
    持って帰ることができなかったのだ。
    見学とは名ばかりで「見て 学ぶ」ことができなかったのである。
    その時、帰りの車中で固く心に誓ったのである。
    「そうだ、技能検定、とろう」 (某電車会社CM調で。

    自己紹介が遅れました。
    経営企画室のMです。
    机の引き出しには2級技能士章が真新しい光を放ち
    テラダイ初の女性2級ダイカスト技能士となりました。

    私が今いるテラダイ鶴ヶ島には「裸足で歩けるダイカスト工場」という
    壮大な目標があります。

    その目標に向けて、全員で芝生を張り、改善チームが活動を始め、
    次のダイカスト技能検定、加工の技能士の資格を取りたいという
    希望者が早くも現れチャレンジが始まっています。
    来年には「靴下で歩けるダイカスト工場」として皆さんにお見せできるかもしれません(笑

    そんな中、1月に再び東北の違うメーカーの工場見学をさせて頂く機会がありました。
    「機能美」という言葉がぴったりな素晴らしい工場でした。
    設備や鋳造技術について、まだまだ勉強が必要と改めて感じましたが
    今回はきちんと「見て 学ぶ」ことができました。
    真似したい工夫も帰ってから形にすることができました。
    まずは「靴下で歩ける工場」への小さな一歩です。

    昨日より今日、今日より明日へ、私の小さなチャレンジは今日も続きます。
    裸足で歩けるダイカスト工場目指して・・・・。

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