初心 (本社工場 管理課Iさん)
必死に取り組んでいた事でしょう。
慣れてくると仕事を習熟し、最初の頃より上達していきます。
しかしこの慣れが落とし穴で、慣れた事で慢心して油断が生じ、
思いがけないミスをしてしまう事もあるでしょう。
「初心忘るべからず」という格言がある通り、始めた当初の
未熟であった時の自分の姿を思い浮かべ、謙虚な姿勢で仕事に
臨む事も大切だと考えます。
- 2014.11.19 Wednesday
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- 17:06
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- by 株式会社テラダイ
私がこの職種について17年ほど経ちました。
きっかけは、工場で汗と油にまみれて
ものづくりがしたかったので始めました。
(若い頃から古いタイプの人間だったみたい。)
当時の機械は、人間の感覚を頼りに調整していく箇所が多く
腕の差が品質にハッキリ出てしまうものでした。
ベテランになると出てくる製品や金型、設備の
状態で何かを感じ調整している様で当然ですが
私の様な未熟者ではその何かを感じ取れずに不良を多く出していました。
そんな私もボチボチベテラン入り
製品の色味や艶 金型から水分が蒸発するスピード、
製品を押し出す時の音等その何かを感じ取れる様になり、
この先の製品がどうの様に変化するか解かるようにもなりました。
今の機械は自動化や数値化で感覚に頼る所が
少なくなってきていますが経験や感覚を
プラスすることで更に上の品質を狙って行こうと思います。
人間が、自身や自分の会社を改善する為には、
“気付き”が必要とされる。
問題点に気付かないと反省も対処もできない。
個人が問題点(通常と異なる変化点)に気付く事によって、
物事を見える化する努力を始めたり、
品質や生産性、組織の改善をしようとする原動力となる。
“気付き”がなければ自信も組織に於いても進歩はない。
「現状維持は退化である」を念頭に、
創意工夫の観点から常に“気付き”を以て従事する。
ある調味料メーカーで実際にあった有名な話です。
調味料の売り上げが下がってきたので社内で会議を開きました。
『どうすれば売り上げが上がるか』
優秀な社員が集まりアイディアを出し合って
いろいろ試したそうですが、
結局売り上げは上がらなかったそうです。
そんな時に
こんな事を言う新人女性社員があらわれたのです。
「出てくる穴の大きさを2倍にしたらどうか」
試してみたところ、売上倍増。
彼女は問いが違ったのです。
「どうすれば売上が上がるか?」ではなく
「どうすれば、もっと早く買ってもらえるかしら?」
人生を変える極意。
それは問いを変えてみることにあります。
あなたは答えの出ない問いに悩んでいませんか・・・
・・・・・・・・・。
というわけで…
行き詰まったら、問いを変えてみよう!!